大阪黒菜(おおさかくろな)
2023年に「なにわの伝統野菜」に認定されました。
漬菜の一種です。
なにわの伝統野菜とは・・・
とされていて22品目あります。
大阪黒菜は大きくなるとこれくらいのサイズになります。
このサイズの物は漬物に最適です。
ここまでしっかりと成長したものは小売りは難しいので加工用にします。
ひらかたの黒菜
ひらかた独歩ふぁーむでは、淀川鵜殿のヨシ保全のために刈り取られるヨシを利用した繊維の残渣や穂谷地区の竹林保全で出た竹チップを使い、自家製の堆肥を作っています。
その堆肥を使って栽培した大阪黒菜を独自に「ひらかたの黒菜」と呼んでブランディングしています。
栄養
大阪黒菜は生産者が少なく、栄養価についての詳しい情報はほとんどありませんが、一般的に漬菜と呼ばれるアブラナ科の野菜(広島菜や野沢菜)は、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラルが豊富です。
細胞の老化を防ぐ働きのあるβカロテンも豊富に含まれています。
また、ひらかた独歩ふぁーむで栽培している大阪黒菜を分析に出したところ、小松菜の参考データと比べブリックス糖度、ビタミンCが高く、抗酸化力は約2倍という結果が出ました。
さらに野菜に残留していると「えぐみ」の素となる硝酸イオン値は約1割という結果になりました。硝酸イオン値に関しては低い数値の方が食味に良い影響を与えるので、かなり良い結果が出たといえると思います。
食べ方
小松菜程度のサイズの物は一般的な青菜と同じように炒め物やみそ汁の具、鍋の具などとして使えます。独特の旨味とほろ苦さが味わい深く、小松菜やチンゲンサイなどとはまた違ったおいしさです。
大きくなっているものは漬物に。
大きな葉をそのまま塩づけにし、巻きずしの海苔の代わりに使えばパリパリと心地よい食感を楽しめます。
おにぎりに巻いたり、おこわを包んで蒸すなどの調理でもおいしく食べられます。
レシピ
特徴的な旨味を生かして、他の旨味のある素材と組み合わせて調理すると
よりおいしいです。
パスタや揚げ物などの洋食にも合います。
こちらから大阪黒菜のレシピを見られます。こちらのページに移動後、「大阪黒菜」を検索バーに入れてください。
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ひらかた独歩ふぁーむ
〒573-0114
大阪府枚方市穂谷3丁目4-8